二兎を追うものは一兎も得ず
カロリー制限と糖質制限を同時に行えば、
ダブルでダイエット効果が出るのでは?
ということはありません。
というか、続けられなくなって、いずれリバウンドすることでしょう。
糖質制限が失敗する原因として、
主食をカットして、おかずの量はそのまま、という人が居ます。
栄養不足になり、空腹に耐えかねることになるでしょう。
糖質を減らす分、肉や魚、大豆などで1皿増やすなど、タンパク質と脂質を増やしましょう。
逆に、糖質制限さえ摂らなければ、あとは好きなだけ食べてもいい、
という勘違いもあります。
糖質を摂らなくても、食べ過ぎればいずれ脂肪が付きます。
とはいえ、タンパク質や脂質中心の食事では、
糖質ほどドカ食いするのは簡単ではありません。
糖質を摂取すると、薬物中毒の人と同じような
脳内物質が出ると言われています。
糖質中毒という言葉があるほどです。
お腹いっぱいでも食べる手を止められないというと、
ポテトチップスなどのお菓子が思い浮かびますが、
甘いものにしろ、しょっぱいものにしろ、主成分は糖質です。
だからこそ、糖質を断つのは、
よほど痩せたいとか、糖尿病を良くしたいとか、
強い決意がないと難しいです。
糖質制限がうまくいくと、痩せすぎず太りすぎず
その人にとってちょうどよい体型になります。
→ 血糖値が326→109に改善した40代男性が実践したこととは?