701年 大宝律令
奈良時代、唐の律令制度を手本に701年(大宝元年)制定。
日本史上初の本格的な律令。
律令に基づく国家を、律令国家という。
743年 墾田永年私財法
奈良時代、新しく開墾した土地の永久私有を認めた法令。
食糧生産を増やす目的があったが、貴族や大寺院の土地の私有化(荘園化)につながる
794年 平安京に都を移す
桓武天皇は、平城京(奈良)から長岡京を経て、平安京(京都)に都を移した。
894年 遣唐使の廃止
平安時代、唐の進んだ技術や文化を輸入していたが、唐の弱体化、航海の危険性などの理由による菅原道真の提言により、遣唐使が停止された。
1232年 御成敗式目(貞永式目)
鎌倉時代、鎌倉幕府の執権、北条泰時が武家社会のために定めた法令
1392年 南北朝の合一
室町時代、1336年に南朝と北朝に分裂していた朝廷が、室町幕府第3代将軍、足利義満のときに合一された。
1467年 応仁の乱
室町時代、室町幕府第8代将軍、足利義政の時代に、管領家の家督争いや守護大名の争いなどが絡み、10年続いた戦乱で、京都は荒廃した。
1549年 キリスト教伝来
イエズス会の宣教師、フランシスコ・ザビエルが来日し、九州や畿内でキリスト教を布教した。
1637年 島原・天草一揆(島原の乱)
江戸時代、九州の島原・天草地方で発生した、キリスト教信者を中心に発生した農民反乱
1641年 鎖国体制の完成
江戸時代、幕府は平戸のオランダ商館を長崎の出島に移し、鎖国体制が完成した。
1854年 日米和親条約
江戸時代、黒船来航の翌年、幕府とアメリカが結んだ条約。函館、下田の2港を開港した。
1867年 大政奉還
江戸幕府第15代将軍徳川慶喜が、明治天皇に政権返還を奏上。
1873年 地租改正
明治6年、明治新政府が地価を定め、土地所有者に税金を地価の3%(後に2.5%)を現金として納めさせるようにした制度。
1874年 民撰議院設立建白書
明治7年、前参議・板垣退助らが国会開設を要求して政府に提出。自由民権運動が活発になる。
1889年 大日本帝国憲法公布
明治22年に公布、1890年(明治23年)に施行された、東アジア最初の近代憲法。ドイツ帝国(プロイセン)の憲法を手本に創られた。
1894年 日清戦争
明治27年、朝鮮を巡る対立から、日本と清の間で戦争が起こり、日本が勝利。下関条約で賠償金と台湾などの領土を得る。
1902年 日英同盟
明治35年、ロシアの南下政策を警戒する日本とイギリスの利害が一致し、結ばれた軍事同盟。
1925年 普通選挙法
大正14年、満25歳以上の男子全員に選挙権を与えた。
1931年 満州事変
昭和6年、関東軍(日本の陸軍)が柳条湖事件をきっかけに満州を占領した事件。
1956年 日本の国際連合加盟
昭和31年、日ソ共同宣言により日本とソ連が国交を回復し、拒否権のあるソ連の反対がなくなり、日本の国際連合加盟が承認された。