奈良時代はいつから
710年、元明天皇によって藤原京(現在の奈良県橿原市と明日香村に当たる場所にあった)から、平城京(現在の奈良市)に遷都した年が、奈良時代の始まりとされています。
奈良時代の間、ずっと平城京が都だったのなら簡単ですが、
実際には、聖武天皇の時代の740年から745年にかけて、恭仁京(くにきょう 京都府木津川市)、難波京(なにわきょう 大阪府大阪市)、紫香楽宮(しがらきのみや 滋賀県甲賀市信楽)に遷都して、また平城京に都が戻ったりしています。
奈良時代はいつまで
794年、平安京に遷都してからが平安時代とされています。
784年に、長岡京に遷都しているので、784年を奈良時代の終わりという区切り方もできます。
平城京は、元々政治家や官僚がほとんどの政治都市だったため、都でなくなってからはあっというまにさびれてしまったようです。