中学受験に出る鉄砲とキリスト教伝来

鉄砲の伝来

1543年、種子島(鹿児島県)にポルトガル人が漂着し、日本に鉄砲が伝わりました。
戦国時代の合戦で、鉄砲が使われるようになります。

和泉国・堺(大阪府)
紀伊国・根来(和歌山県)
近江国・国友(滋賀県)など日本各地で盛んに生産されるようになりました。

鉄砲の大量装備、運用で有名なのは織田信長で、1575年の長篠の戦い(愛知県)では、鉄砲隊を率いて武田軍を破りました。

キリスト教の伝来

1549年、スペイン出身のイエズス会宣教師、フランシスコ・ザビエルが、鹿児島に上陸しました。

その後、平戸、山口、京都、府内などでキリスト教の布教を行いました。

ポルトガルやスペインの船が長崎や平戸に来航し、九州の大名は南蛮貿易を行いました。

大友義鎮(宗麟)、有馬晴信、大村純忠などの大名が、キリスト教に改宗しました(キリシタン大名)。

布教の見返りに、南蛮貿易や武器弾薬の援助も、大名にとっては魅力的でした。

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