平城京が都だったのはいつの時代?

平城京はどこ?

平城京は、現在の奈良県奈良市、大和郡山市にまたがる地域にあり、
東西4.3km、南北4.7kmに及びます。

現在でも、平城宮跡が地図で確認できます。
9世紀には、平城京があった場所は農村と化していたそうなので、
現在の奈良市街地は、平城京とは全く関係なさそうです。

唐の都、長安を模倣して造ったと言われています。
唐の長安は、最盛期には人口100万人を越えたと言われていますが、
平城京も、人口10万人と推定されています。

平城京が都だったのはいつ?

和銅3年(710年)から、平城京が都だったと言われています。
その後、平安京に遷都するまで(794年)を、「奈良時代」といいます。

厳密には、784年に長岡京に遷都し、794年に平安京に遷都しますが、
教科書的な区分としては、710年から794年が奈良時代で、長岡時代などとは言いません。

平安京内には、寺院が多く、大安寺、薬師寺、興福寺、元興寺という四大寺
平安京の東にある東大寺、右京の北方にある西大寺、斑鳩の法隆寺と合わせ、南都七大寺と言われています。

南都というのは、平安京が都になったあとの、奈良の通称です。

桓武天皇(737-806)が平城京から遷都した理由としては、奈良の仏教勢力の影響力から逃れるためとも、大きな川がなく、物資や人の輸送が不便だったからとも言われています。

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