白鳳文化の時期と特徴

白鳳文化の時代

白鳳文化は、645年の大化の改新から、710年の平城京遷都までの、飛鳥時代の文化のことを言います。

唐の進んだ文化や制度を摂取するため、
遣唐使が盛んに派遣されました。

参考:遣唐使はいつからいつまで

唐、朝鮮半島、インド、西アジア、中央アジアの文化の文化が影響し、
かなり国際色が豊かだったようです。

大宝律令(701年)が制定され、国家としての体裁が整えられました。
この時代以降、元号は途切れることなく続いていくことになります。

中国文化を熱心に輸入し、遣唐使が盛んに行われました。

白鳳時代の建築

平城京遷都に伴い移設するなどしています。

薬師寺東塔
法隆寺東院伝法堂
法隆寺西院伽藍
本薬師寺
山田寺
大官大寺

白鳳時代の仏像

薬師寺 薬師三尊像
深大寺 銅造釈迦如来倚像
法隆寺 銅造阿弥陀三尊像
興福寺 仏頭

などが現存しており、国宝に指定されています。
インドのグプタ朝(320-550)彫刻の影響も見られるそうです。

白鳳時代の絵画

法隆寺金堂壁画は、アジアの古代仏教壁画を代表するものですが、1949年の火災で破損してしまいました。

高松塚古墳キトラ古墳には、青龍や白虎、十二支や星座などが描かれています。

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